スポーツ自転車の楽しみ方 HOW TO ENJOY SPORTS BIKES

Let's start
sports bike

マイバイクで楽しむロングライド、輪行旅行

スポーツバイクを始めて、その魅力にはまってしまうと、どんどん距離が伸びてきます。

「今度のお休みはどこに走りに行こう?」

というプランを立てるのが、じつはいちばん楽しい時間です。

いろいろな走り方がありますが、輪行(りんこう)という手段を取り入れると楽しみ方がさらに広がります。

 

海外に飛んでいくことも可能になって来ます!

 

ここからご紹介するのはWINDS BIKES 田坂代表が海外(イギリス)に輪行した時の記事です。

 

ロンドンそしてリバプール 自転車で旅したい!

「言葉が不安」

「冬の雨が不安、エトセトラ」

それらは置いといて、

〝旅したい!気持〟を優先して向かったイングランド。

自転車だからこその出会いが散りばめられた、小さな冒険となりました。

空の玄関口ヒースロー空港から、先ずは鉄道でロンドンへ

伝統的な駅舎と新しいデザインの列車が調和して美しいパディントン駅。

ロードバイクの入ったソフトバッグ
防水サイドバッグ2つ

たったこれだけの荷物が輪行の旅を支えてくれます。

ロンドンの朝、雨なのにクールなバイカー達の多いこと!

緯度の高いロンドンは朝7時台でもこの暗さ。

大通りだけでなく細く古い路地にも、勤め先へと急ぐバイカー達が
蜘蛛の子を散らすようにさっそうと駆け抜けてゆきました。

雨具とライト完全装備、それを粋に、自分流のスタイルで。

 

この続きはこちら・・・・田坂代表のイングランド・鉄道と自転車小さな旅

 

以下では具体的に輪行のメリット・方法・注意事項などを説明します。

輪行(りんこう)とは

公共交通機関に専用の袋に入れて移動すること。

主に鉄道で利用することが多いですが、飛行機やフェリーなどでも利用可能です。

バスは基本的に認められていません。(路線によっては可能なバスもあります)

輪行のメリット

時間が無い場合や、体力的にキツクなってしまった場合に・・潔く電車でワープ。

無理は事故を引き起こします。

 

“行きは頑張って走り、帰りは楽々輪行♪”

というのプランで走りに行くのももちろん大アリ♪

いつもは乗らない列車での旅、これも輪行ならではの醍醐味です。

または、あさイチの電車に乗って京都まで移動。
夕方まで自分のバイクで京都でサイクリングを楽しみ、夜の電車に乗って帰路に着く。。

楽しんだ分疲れが出てくれぐれも
寝過ごしてしまわないようにご注意!

飛行機に乗せると、

「沖縄だって北海道だって海外だって・・・夢じゃない!」

行動範囲は無限大に広がります。

ワクワクしてきますよね。

さぁ、輪行を身につけてさらにご自分の世界を広げてください。

輪行で用意するもの

輪行バッグ(輪行バッグメーカーは各種有)

まずこれが無い事には始まりません。

ビニール袋などでの代用はダメで専用バッグを使用する事で乗せてもらえます。

エンド金具 

輪行するには後輪も外す必要があります。

後輪を外すとリアディレイラーがむき出しになり、
フレームも無防備な状態になります。

大切なバイクを守る為に必需品です。(こちらは後ろ用)

折り畳み式なのでコンパクトになります。
上が組み立てた状態ですね。

フロント金具

リアに着けるのがあれば、やはりフロントフォーク用もあります。

大切なバイクを預ける必要がある場合は、装着をおススメします。

フリーカバー

外したホイールのスプロケットが
フレームに当たり傷を付くのをガードしましょう。

ディスクホイールの場合は、ローターにも被せておくと安心です。

輪行セット

最低持っておきたいのが、この3点。

  1. 輪行バッグ
  2. リア用エンド金具
  3. フリーカバー

エンド金具とフリーカバーも輪行バッグの中に巻き込んでおくことができます。

(実際に右の輪行バッグの中には、エンド金具とカバーが入っています)

輪行方法(マナー含む)

実際に駅に着いたら、さあパッキングです。

通行の方の邪魔にならないように
駅の外で邪魔にならないところでパッキングしましょう。

また電車の出発時刻に余裕を持たせた時間帯のチケットを購入しましょう。

今回は特急電車でのご紹介。※四国の特急列車しおかぜ

一番後ろの座席の後ろにあるスペースに一台入ります。
空いていればここが安心ですね。

スペースが無い場合はデッキの手すりにショルダーストラップを回し、
カギを掛けておきましょう。

どこも無ければ車掌さんに聞いてみても良いですね。

駅に到着しました!

構内の移動はエレベーターがある場合は利用しましょう。

階段だと昇降が危ないのとバイクも当ててしまうと、ここで破損することも。

※エレベーターは必要な方を優先し、並んでいる人が乗り終わった後に利用しましょう。

自宅から観音寺までサイクリングをし、讃岐うどんを堪能した帰り道は
特急電車で輪行した時のmapです。

朝ゆっくり9時頃自宅を出発し、
帰りは40分ほど電車にゆられてJRいよ西条駅に到着。

明るい15時過ぎには自宅に帰っていました。

時間的にも体力的にも余裕があると、途中の景色を楽しむ余裕が生まれます。

こんな片道ライド+輪行・・という旅のスタイルもおススメです。

輪行のマナー

輪行バッグ・・サイズがあり、規定サイズを守る必要があります。ゴミ袋などで代用はできません。

輪行する時・・構内を歩く時や電車内で歩く時も他の方の邪魔にならないようにしましょう。

電車の中で・・汗をかいた後に乗る場合が多いので、匂いや汗に配慮し処理をして乗りましょう。

電車の乗り方・・ラッシュ時は避け、沢山の人数で同じ車両に載せるのは迷惑になるので、車両は分けて乗りましょう。

 

「マナーを守ってさあ輪行を取り入れた旅をしてみませんか?」

最初から輪行目的の旅をプランするのも良いですが、
ロングライドをすると何があるか分かりません。

万が一の場合に備えてのロングライドの携行品の一つに加えてください。

安心感が違うので、心にゆとりが生まれますよ!

WINDS BIKESでは、定期的に輪行SHCOOLを開催しています。

 

輪行のノウハウを旅慣れたスタッフがレクチャーさせていただき、実際に練習していただきます。

 

定期的な日程と予定が合わなくても大丈夫です!

お客様の都合の良い時での臨時開催もしております。

お気軽に公式ラインからご相談ください。

https://lin.ee/S25R0i0

上の田坂の旅の最後に利用したのは、東京駅発の寝台特急でした。寝台特急を使うと寝ている間に長距離移動できますね。

 

 

 

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