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【初冬の山岳街道ロングライド2020~屋根付き橋の里を行く~】フォトレポート
2020年11月25日
2020年11月22日(日)に開催した「初冬の山岳街道ロングライド2020~屋根付き橋の里を行く~」
当店の「小さな冒険シリーズ」年間6回の最終章。
ここ数年は四国カルストを11月末に走るでしたが、同じ四国とは言え県をまたぐイベントですので今回カルストは控え愛媛県内で南予地区の山岳街道を参加者の方と走ってきました。
では早速フォトレポートスタート!!
・冷え込んだ早朝スタート
ショートとロングコースと2つあり、ロングコースの方達は大体朝5:30~6:00頃スタート。辺りはまだ暗く1ケタ台の気温。次第に夜が明け始めてきました。みやみやはサポートカーで参加者をサポート。参加者に声援を送っていました。 「Allez!Allez!(頑張れ!頑張れ!)」
・県道ならぬ険道?笹峠
内子町小田から屋根付き橋のある大洲市河辺へ行くのに今回ルートに入れた笹峠。距離10.6km、獲得標高765m、平均勾配7.2%。そして開催数日前に雨と強い風により路面には枯葉、枝木、石が散乱している場所がありと大変でしたが仲間達と走りその過酷さは笑顔で吹き飛ばしておりました。
登り始めて早々サイコンの斜度は7%オーバー!!っと厳しい斜面。Fさんは元気いっぱい「いいね!」いただきました。
急斜面が続く道のり。その道中バスの停留所があり小休止。「ええ~この道のりにバスが通っているの!?」っと驚きでした。
MTB(マウンテンバイク)で参加のKさん。MTBであっても何のその!軽快な走りでグイグイ登っています。ですが走りが気持ち良すぎたのか分岐でロストしてしまった場面もありました(笑)
ヘアピンカーブの登り道でスマイル抜群のMさん。この日の為に坂道やロングライドなど走りを重ねての参加。
山頂まであと約2.9kmの間違えやすい分岐。所々でみやみやが先回りし誘導。Tさん、話が盛り上がりすぎたのでしょうか(笑)一番上に着ていたロングジャージを脱ぎ腰元へ。寒い所でも坂を上り続けるとウェア選びによっては大量の汗をかいてしまいます。
・日本ではとても珍しい屋根付き橋へ
昔人は雨露から守る為屋根を付けたといういわれ。この河辺には何と8つの屋根付き橋が残されており、その中の1つ「御幸の橋」をチェックポイントにし癒しの風を感じました。
趣深い萱葺屋根の橋にイチョウが黄色い絨毯を演出。ここで皆さん愛車と共に写真撮影。橋へ進みそこからの眺めは心癒される瞬間。紅葉真っ盛りは過ぎていましたが若干残っておりヒラヒラと降りる紅葉が水面に浮かび舞い踊る。すうっと入る清流の音がここまで過酷な道に対して賛歌しているようでした。
橋と共にみやみやが下に降り撮影。皆さん良い表情です。
もう一枚。
んっ!?右から3番目のKさん、ヘルメットにグローブを乗せ動物の耳みたいな事になってますよ(笑)これは・・・犬?垂れ耳ウサギ?それとも??
癒された後は全体集合の場所へと走快。お日様が姿を現し気温とテンション共にグングン上々↑↑
全体集合場所へ次々と到着。久しぶりの再会やこれまでの道のりの事など待っている間会話が弾んでおりました。
・木造校舎の懐かしい風情感じる「河辺ふるさとの宿」で全員集合
かつて小学校だった廃校舎を宿泊施設として蘇り木造校舎の形をそのまま残した場所です。
時間がきてみやみやが点呼を確認。「あれっ!?Fさんがいない!!」っと思ってた矢先、主役は最後!っとの如く颯爽と遅刻してやって来たFさん。どうやら2カ所分岐を間違え寄り道をしてしまったとの事。ですが無事で何よりでみやみや(先生)と参加者(生徒達)はホッとひと安心。
校舎の前で記念撮影ですがこの時は感染予防対策として声を発しないで体で喜びを表現。ひと味違った記念撮影となりました。
新たに長袖薄手水色のWINDSジャージが加わった事でより華やかになりました。
記念撮影の後は施設内大広間での昼食。冷えた体を中で温めこれからの走りに備えてお腹を満たしております。施設の方が感染予防対策として大人数での施設の利用とテーブル配置を対応してくれました。昼食は全体集合前にも取れるスタイルにし分散するようこちらも配慮しました。
皆さん召し上がっていただいたのがキジ肉が入ったキジうどん。普段食する機会がないキジ肉が入っており温かいおうどんが体の芯まで伝わります。これ以外にうどんの大盛りやおにぎり、清流の女王「アマゴ」と季節野菜の天ぷらと追加でオーダーした方が半分近くおりました。早朝、険しい坂道とお腹空きますよね。
何と立派なイケメン3人衆。失礼しました。
この河辺は幕末の志士坂本龍馬が日本の夜明けのため脱藩した「龍馬脱藩の道」の場所でもあります。浪漫あふれる町ですね。「日本の夜明けぜよ!!」
・日本棚田百選に選ばれた泉谷の棚田へ
エネルギー充填しいざ次なる場所へ。しかし次の絶景スポットの前に立ちはだかる絶壁の激坂泉ヶ峠。
距離5km、獲得標高394m、平均勾配7.8%、最大斜度15%!!っとまたしても激坂!!最大斜度の道では足を止め自転車を押して歩く方も多く。「こんな坂まだ続くの!!」っと声が上がりましたが「あとちょっと」と言うみやみや。「みやみやと僕達のちょっとという感覚は違うんだよ笑」っと非難の声が(笑)「本当にあと1kmで山頂なので嘘は言ってはいないのですが(笑)」(あるあるですよね)
道中様々とございましたが無事泉ヶ峠山頂に到着。
ここから棚田へは下り坂でUターンする下り道でみやみやが立ち誘導。今度は「ここ下るの!!」「どこに行くの?」っと不安の声が。
しかし木々の道を抜けると・・・
山の急斜面に広がる「泉谷の棚田」稲刈りを終え落ち着いた雰囲気ではありますが広大な棚田に皆さん驚いておりました。冬は雪が積もると美しい景色へと変わります。
別のアングルから。石積みの棚田が広範囲に広がっています。壮大な景観です。
皇帝ダリアが良い場所に。シャッター音が棚田に鳴り響いておりました。
親子で参加のTさん。中学2年生のR君と共に最高の思い出になりましたね。
納車してから約1週間で参加の2020年話題を呼んだ注目の「2021 EMONDA SL7」急勾配の坂は快適抜群のMさん。
・日本でここだけ!?「折り紙」を売る自動販売機
もともとタバコの自販機をリニューアルしネットで話題のオンリーワンの折り紙自動販売機。これを聞いたら行くしかないでしょう。
自販機のラインナップを見てみると、くちばしが動くカラス、手裏剣、紙風船、動物達などクオリティーが高いです。気になるお値段が何と10円、30円、50円っと安いです。
買って中を開けてみると使い方が丁寧に書かれております。これを作っているのは女性店主さんがお1人で製作し、そこからは手作業の温もりと心遣いを感じました。
その後、参加者は休憩を取りつつ各コースのゴール地点まで無事ゴールしました。
今回初冬の山岳街道ロングライドの参加者の皆さん、寒さと山岳地帯のライドお疲れ様でした。
今年はコロナ禍で例年と環境が異なり考慮する点がいくつかございました。ですがお客様の声で参加者のほとんどの方が足を運んだことのない道を堪能していただく事が出来ました。
昼食会場において感染予防対策を整え対応していただきましたふるさとの宿さんには大変お世話になりました。
この場をお借りし皆様にお礼申し上げます。誠にありがとうございます。