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【走破!日本海ロングライド ~出雲への道2025~】 フォトレポ
2025年9月9日
当店の人気イベント「小さな冒険シリーズ」
8月30日(金)に**「日本海ロングライド ~出雲への道2025~」**を開催しました!
瀬戸内海から日本海へ、自分の脚だけで走る壮大なチャレンジです。
多くの参加者が自宅から300kmを超える距離に挑む中、今年は尾道からの200kmコースも新設。
早朝の尾道から、4名のチャレンジャーが出発しました。
夜明け前から、いざ出雲へ
まだ暗い午前4時、尾道渡船乗り場に集合。スタッフのSACHIKOとT氏が、ライトを煌々と輝かせながらスタートを切ります。
気温は25度と比較的過ごしやすいはずが、この日は湿度が高く、風もない中で黙々とペダルを漕ぎました。
一方、自宅を遅めに出発した参加者の内1名は、始発の渡船で尾道へ。
美しい朝焼けの中、穏やかな海を渡る様子は、まさに冒険の始まりを象徴しているようでした。
歴史と自然を感じる道のり
尾道から47km地点には、白壁の町並みが美しい「上下町」があります。かつて石見銀山から運ばれる銀の集積地として栄えたこの町は、今も当時の趣を残す風情あるスポットです。
さらに73km地点のコンビニで休憩していると、後から出発した仲間たちが次々と合流。
初参加のKさん(出雲市出身!)とSさんも、元気に走り続けていました。
美味しい補給と、励ましの声
107km地点では「ふぁみりぃ&ふれんど 母さん」に立ち寄り、温かい手作りのうどんやおにぎりでエネルギーを補給。疲れた体に染み渡る、最高の味でした。
初参加のYさんとベテランのNさんは、西条から走り続けているとは思えないほど元気いっぱいです。
そして、初参加のA氏は、軽量アルミバイク「EMONDA」で颯爽と駆け抜けていきました。
感動のゴール、そして最高の達成感
いくつもの峠を越え、ついに島根県へ!県境で記念撮影をするY氏のガッツポーズが、その喜びを物語っています。
ゴール手前の150km地点からは、日陰のない登り坂が続きますが、参加者たちは諦めません。店長の温かい水掛けエールを受け、最後まで走り切りました。
そして、ついに全員が稲佐の浜に到着!
弁天島に夕日が重なり、後光が差しているかのような幻想的な景色が、全員の無事なゴールを祝福してくれました。
夜は出雲市駅近くの「ツバメヤ」さんで打ち上げ!美味しい料理と、苦楽を共にした仲間たちとの会話は、最高の時間でした。
なぜ、私たちは走るのか
翌朝、往復組は再びペダルを漕ぎ始めます。
宿泊したホテル「グリーンホテルモーリス」さんのご厚意で、バイクを安全に保管できたのも嬉しいポイントでした。
今回のイベントでは、7名もの方が初参加でした。
この夏の暑さの中、ゴールを目指して準備を重ねてきた皆さんの努力があったからこそ、完走という素晴らしい結果につながったのだと思います。
スタッフのSACHIKOも、コロナ罹患で一時は参加を諦めかけましたが、体調が戻って無事に完走。日本海が見えた瞬間、これまでの努力が報われた喜びで胸がいっぱいになりました。
瀬戸内海から日本海へ、自分の力でたどり着く感動。
この最高の達成感を、次回はあなたも一緒に味わいませんか?
【参考データ】
尾道~稲佐の浜:距離 約190km、獲得標高 約2,100m
西条~稲佐の浜:距離 約310km、獲得標高 約2,800m